機構長挨拶

中尾 彰宏
機構長

人間の基本的な社会活動は相互のコミュニケーションに支えられています。社会活動の継続において情報通信の果たす役割はコロナ禍で再認識され、その重要性は今や疑う余地がありません。サイバー空間を現実世界(フィジカル空間)と一体化させ、知識集約型社会の中核的な役割を担う次世代サイバーインフラの構築のための研究が必要です。特に、5G・ローカル5Gの普及推進や、今後2030年頃の実現をめざすBeyond5Gの情報通信基盤技術や応用技術(VR/AR/MR、遠隔監視制御・自律協調制御など)などの研究と教育、また、それらの技術を駆使する社会連携が必要とされています。

本連携研究機構は、それらのミッションを東京大学の総合知を駆使して達成するために2021年4月に設立されました。次世代サイバーインフラの構築に向けた研究開発は、グローバルでは、フィンランド6Gフラッグシップや米国PAWRをはじめ世界各国で既に2018年頃から開始しており、国際競争のみならず国際共創の機会を逃さず、いま、まさに国をあげて産学官民で進めるべき重要な課題です。本学においては、理系のみならず文系も含めて東大の総合力を活かす分野横断的に次世代サイバーインフラの研究開発を推進する組織として、また、対外的にも国際連携・産学官民連携の中心となりうるフラッグシップとなる組織を目指します。

誰もが参加可能なオープンな全員参加型の「場」として皆様にご参加していただき、次世代のサイバーインフラを一緒に協創していきたいと考えています。皆様のご支援・ご協力を頂けますと幸いです。

次世代サイバーインフラ連携研究機構長

中尾彰宏