設置目的
サイバー空間を現実世界(フィジカル空間)と一体化させ、知識集約型社会のバックボーンとして中核的な役割を担う、5G/Beyond5Gをはじめとする次世代サイバーインフラ実現のための連携研究に取り組む。
工学・情報学は当然ながら理系だけではなく文系も含む各学術領域の多様な研究成果を総合的に持ち寄り分野横断的に次世代サイバーインフラの研究開発を推進する組織として、また、対外的には我が国の国際連携・産学官民連携を牽引するフラッグシップとなる組織として連携研究機構を設置する。
未来社会基盤を担うBeyond5Gの早期実現や国際競争力強化に向けて多様な観点から本学の総合力を活かし、技術の研究開発だけではなく、カーボンニュートラル・グリーンリカバリーなどの地球環境へ配慮、誰も取り残すことのない包摂性と高度な倫理と技術の社会受容性・合意形成の考慮を含む横断的アプローチで次世代サイバーインフラの構築を加速し、研究開発成果の地域社会への実装と成功モデルの横展開により社会全体における行動変容の促進を目指す。
ミッション
研究
次世代のサイバーインフラの学術領域におけるフラッグシップとしてグローバルに研究推進力の卓越性を向上する。各部局に分散する多様な専門知を統合し、総合知として最大限に駆使する総合的・横断的な研究開発に取り組む。
教育
次世代サイバーインフラの実現に貢献する若手人材の育成、および、対外的に活躍するだけではなく、企業や国際組織から卓越人材を連携研究機構に呼び込む双方向性のグローバル化を推進可能な若手人材の育成に取り組む。
社会連携
国家の屋台骨のサイバーインフラを産学官民で革新的に進化させるため、企業・政府・地方自治体など多様なステークホルダーと社会連携を推進し、速やかに研究開発成果を社会実装し、社会の人々の行動変容を促す。